金井メソッドの考え方

人が究極的な幸せを得るためには、本当の自分を知るしかありません。
本当の自分とは、他者によって振り回されない、変化しない、
無限の宇宙の現れとしての自分です。
そのような自分へ戻るための方法として、金井メソッド瞑想法が提唱されています。

それは、勉強し知識を得るためのものではありません。
知識を集めるのではなく、自分自身を変革させる道です。
それは、 哲学のように理論によって存在を理解しようとするものではありません。
理論に満足するのではなく、体験によって自己存在を確立する道です。
それは、宗教のように信じることを要求しその代わりに救いを差し伸べる、ものではありません。
すべてを自分で検証し確認しながら進み、そうすることによって、自らを救う道です。
それは道徳に基づいているものではありません。
善き考えや行動を要求し、それによって救われるとするのではなく、
本当の自分に戻ることによって救われる道です。
それは、科学のように真理を客体化しません。
自分の外側にある真理を知るのではなく、真理そのものとなる道です。

ですから金井メソッドは、道を歩み始める人に予め要求することがありません。
知識を得ている必要はありません。
信じる必要もありません。
善き人である必要もありません。
頭が良い必要もありません。
今の、あるがままのあなたが、すぐに始めることができる道なのです。