瞑想とダイビング

暑い季節になり、海などでダイビングを楽しむ人もいることでしょう。瞑想は海などに潜ることと似ている点があります。

ダイビングをするとわかりますが、最初に感じるのは浮遊感です。瞑想をすると浮揚感が出てくることが多いものです。それは体内のエネルギーが下から上へと動くことによって感じるのです。

ダイビングの場合は浮揚感の後に次第に静かになり、まわりを見ると、魚や海草などの景色がまだらに見える、または揺らいでいることがわかります。これも瞑想体験に似ている点です。現象界では普通は、まわりの景色はまだらにも揺らいでいるようにも見えません。しかし瞑想することによって世界を成り立たせているエネルギーを感じ取るようになると、すべての存在が、実はまだらであり揺らいでいることを感じることができるようになるのです。

そしてダイビングではさらに深くもぐると、暗黒と静寂の世界が広がります。これも瞑想体験に通じます。ただし、瞑想の場合は、暗黒と言っても光が無いという意味ではなく、ゼッタイの安らぎという意味でです。そのために、瞑想においては逆に光の中に入ると感じることの方が多いのですが、本質的には、光でも暗黒でも、絶対の静寂という意味ではかわりません。

実際に瞑想においては、真っ暗闇の中に入ることもあります。どちらでも構わないのです。どのような瞑想体験にもとらわれないことが大切です。現実生活における実践は難しいとしても、少なくても瞑想においては、すべてのとらわれから自由であることを心掛けてください。瞑想においては、光が良く暗闇が悪いということはありません。すべては、そのときのあなたに必然があって現れるのです。